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新たなアイデアの着想について 第2回 ーニューロンという手法ー
ところで、ある従来品に対して見出し得る「課題」については、個人の頭の中で潜在化していることが多々あります。
例えば、「発明をする」「発明をしなければならない」といった動機付けが無い(要求されていない)人の場合、折角ある課題を含んだ出来事が生じていても、その人は、その出来事から、そこに生じている課題を積極的に認識することはあまりないと考えられます。
また、このような課題については、たとえ気付いたとしても、第三者に伝達する必然性も乏しいでしょう。
このため、企業組織のように多数の人が存在していれば、そこには、顕在化はしていない課題(潜在化している課題)が多数存在している可能性があります。
また、周囲を取り巻く環境要因(職場環境、所属部署など)や、個人が持つ資質(性格、能力、経歴、経験など)の要因によって、「課題を見出す能力」「課題解決能力」のいずれかが高い人物も存在しています。
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